戻ボタン⇒トップページ
☆ C.P.I.の会員になる(海外に友だちをもとう)
大分合同新聞1992年9月22日
教育里子と対面:成績優秀、かいあった。
記事画像
----- 以下掲載記事全文
≪成績優秀、かいあった:≫
−別府市の石丸さん”教育里子”と対面−
スリランカの子供を教育里子として、
その教育を援助している別府市元町の会社役員
石丸和代さんが、このほど、スリランカで里子と対面した。
石丸さんは3年前、民間の国際教育援護団体
「C.P.I.教育文化交流推進委員会」(本部・東京都)の会員になった。
子供たちの教育資金として会費を納めて、
スリランカにいる子供の教育里親になった。
昨年から大分県の会員の代表世話人をしている。
9月3日から10日まで、CPIが実施した交流研修旅行に
他の里親と一緒に参加してスリランカに行き、里子たちを訪ねた。
石丸さんの里子は東南部のエテリウエワ村に住んでいる
ラクミニ・カンチャナさん。
15歳で、学校ではトップの成績だという。
ラクミニさんの自宅に招かれた石丸さんは、
ラクミニさんが勉強している部屋やノートを見せてもらった。
Tシャツやリュックサックなどの土産をプレゼントし、
ラクミニさんからは現地の特産品である
バティック染めのまくらカバーと
父親が作ったという紅茶をプレゼントされた。
ラクミニさんは「石丸さんのおかげで勉強ができる。
会いに来てくれて本当にうれしい」と喜んだという。
石丸さんは「ラクミニさんはとてもいい子で、
充実した旅になりました。
来年もぜひ会いに行きたい」と話している。
CPIでは昭和61年から里親制度による教育援護を始め、
子供たちへの学用品や衣服などの支給、
教育センターの建設などを進めている。
現在、県下では約20人が教育里親になっている。
今月13日には、CPIスリランカ日本教育文化センターの
チャンダラシリ事務局長らが別府市を訪れ、
県下の会員らと懇談した。